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具体的鬼練記 2 [二胡]

本日の練習は30分て感じで。

「満漢全席(仮)」ばっかり弾きました。

この曲には跳弓がたくさん使われているのですが。
ホッチキス、実は跳ねる弓や投げる弓が苦手で・・・つか、
お師匠からあまりしっかり習ったことがなかったのです。

で、藍花花に出てくる抛弓もすげー適当な感じに弾いていました。
お師匠に「こんな感じで合ってます?」とお尋ねすると、


 上手い上手いホッチキスさん私より上手くて
 ナンか悔しい


…とか仰せになったため、「じゃ、間違ってはいないのだろう」と
簡単に考えておりました。

しかし、です。
トタ子さんの演奏などを間近で見ていると、明らかにナンか違う。
すげぇ軽やかですし、チョー簡単そうに弾いています。

ホッチキスの「必死で弾いてるどこか苦しげな跳弓」とは
一線を画してるっつーか。

そこで、ホッチキスはもう一回お師匠に質問いたしました。


  センセイ…。ナンか。。。 私の跳ね弓、重いです。
  竹の音もよく鳴ってしまうし、どうも・・・・・

  やり方 違うんじゃないかって



するとお師匠はホッチキスの跳弓をご覧になり、こう仰いました。


  ああ…。

  持ち方を、もうちょっとこう…(実演)



要するに、弓の持ち方が違っていました。
スタートラインがそもそも間違っていたのです。
出来るわけがありません。

つか。

なぜ最初に教えてくださらないのか。


若干の疑問も残りましたが、もうやり方わかりましたし、後は
練習あるのみです。


お師匠のレクチャー後、かなり「通常の跳弓」に近づいたのですが
それでもまだ軽やかさがない。

なんで?

まだやり方違いますか??


やり方がイマイチ分かんなくて…と、二胡友のシレ代さん(仮名)に
嘆いたところ。

「私も最初はなかなか弾けなくて、『どうして上手くいかないんだろう』って
悩んで、いっぱい弾き過ぎて手の皮がむけたりして…」


…という言葉が返ってまいりました。


超絶意外でした。

というのは、シレ代さんは全体的にめっちゃ上手い人で、跳弓なんて
特に嬉しそうに楽しそうに簡単そうに弾いているように見えたからです。


こんなに弾ける人でも、手の皮がめくれるほど練習をしていた。


ホッチキス、勘違いしていました。
方法さえちゃんとしてれば、自分もすぐ楽しそうに簡単そうに跳ねたり
投げたりできると思っていたんスけど。


何事も、やはり修練です。


・・・なぜこんな簡単なこと、最初に気がつかなかったのか。

自分自身の脳みそに若干の疑問を抱きつつ、本日は跳弓を交えつつ
「満漢全席」をバッチリ30分お稽古いたしました。いえー。



タグ:二胡
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