演奏後に暴走して砕け散りたくなる、そんな発表会 [二胡]
発表会が終了したワケですが。
…でも、もうその話は訊かないでください。
てか、「訊いたヤツは残らず刺す！」という心境でございます。
語りたくはないのですが、少しだけ語っておくと。
発表曲の『暴走人生（仮）』は「先生と相談して決定」と、いつぞやの記事に
書いた気がするのですが。
実際は「先生が『因果応報（仮）』か、もしくはそれに近い雰囲気の曲を弾けと
勧めてくださったのに、イヤだったから、全然違うテイストの『暴走人生』を
希望した」…というのが真相に近いのです。
先生のお勧めに逆らってまで選んだ曲なのに。
出だしから微妙な感じで最後まで微妙という、これが「微妙コンテスト」なら
二位以下を軽くぶっちぎって優勝できそうな勢いの、微妙な演奏。
これではお師匠様に顔向けできません。
演奏直後、「穴はないけど掘ってでも入りたい」という心境になりました。
同門の方々は、演奏を褒めてくださいましたが。
こういう時、面と向かって「微妙でしたね」と言う人はさすがにいませんから、
割り引いて考えるべきでありましょう。
ワタクシは、たまにニコラーではない友人の前で演奏を披露することが
あるのですが。
その時によく言われるのが
「演奏はいいと思うが、弾いている時の顔が真面目過ぎる」
…とか、あるいは
「演奏はともかく、弾いている時の顔がつまらなさそう」
という、演奏時の「顔」についてのコメントです。
あろうことか、師匠にまで「難所に差し掛かった時に、不安そうな表情を
するのはよせ」みたいなことを言われる始末です。
ホッチキス的には、真面目に弾いているので表情も真面目になるし。
前の師匠の命令で弾きたくないのに屋外での演奏を命じられた時は、弾いてて
この上なくつまらなかったので、そのまんま表情に出てしまったし。
「葡萄熟了」の終盤を弾く時はやっぱ不安なので、顔も不安になるし、と。
（大体、この曲の終盤で不安を抱かず弾ける方がどうかしている…と
思うのは、ヘタクソのひがみでしょうか？ ヒガミですね。ああ、僻みです）
ともあれ、この限りなく素直な「負の感情の顔面表現」！
その素直さがアダになっていたとは、不覚です。
正直、演奏だけでもいっぱいいっぱいなので顔は見逃してほしいところですが。
今回の発表会では、「せめて、ミスった時は『しまった！』って顔をせずに、
逆ににっこりするぐらいの勢いで弾こう」ということは、決めていました。
…その結果。
『暴走人生』を弾いている間中、ほぼずっと微笑をたたえたまま、という。
顔面的には成功かもしれないけれど、演奏的にはやはり終始微妙であることに
変わりはない、みたいな。
見ていた方に言わせると「さすが」だったらしいのですが。
なんか、激しく納得いかないというか。
・・・・って、語りたくないのにほぼ語ってしまいましたが。
反省したホッチキスは、死ぬほど考えました。
思うに、腕がないのが全ての元凶であると。
弾いてる時の顔は関係ない、と。
弾く前と弾いた後にニッコリしとけばそれで十分なのであって。
やっぱ腕の問題じゃん？…と。
それを裏付けるのが、この動画なワケですが…。
最初に笑っとけば、それで十分
次回の発表会はいつになるかわかりませんが、その時には演奏で「さすが」だと、
「さすがはあの奏者の弟子である」と言われるよう精進したいと思います。
☆ 今日のパスタ、改めCD ☆
私はそれほど緊張しぃではないのですが、それでも「発表会」では大変
緊張してしまいました。「パスタはとりあえず食ってなくても紹介しとけ」な
ワタクシですが、二胡関連商品とCDは実際に自分が使用したものしか
お勧めしない、と決めております。
このCDは、ホールでソロ演奏の機会に恵まれた時に買ったものです。
気休め程度に考えていましたが、本当に効きます。
個人差はあるでしょうが、「恐るべし、サブリミナル効果」です。
（おかげで落ち着いて弾けましたが、腕は上がりません。言っておくと）
最近はあんまり緊張することもなかったんで、本番前夜にこのCDを聴いて
いませんでした。ホント悔やまれてなりません。。。
…でも、もうその話は訊かないでください。
てか、「訊いたヤツは残らず刺す！」という心境でございます。
語りたくはないのですが、少しだけ語っておくと。
発表曲の『暴走人生（仮）』は「先生と相談して決定」と、いつぞやの記事に
書いた気がするのですが。
実際は「先生が『因果応報（仮）』か、もしくはそれに近い雰囲気の曲を弾けと
勧めてくださったのに、イヤだったから、全然違うテイストの『暴走人生』を
希望した」…というのが真相に近いのです。
先生のお勧めに逆らってまで選んだ曲なのに。
出だしから微妙な感じで最後まで微妙という、これが「微妙コンテスト」なら
二位以下を軽くぶっちぎって優勝できそうな勢いの、微妙な演奏。
これではお師匠様に顔向けできません。
演奏直後、「穴はないけど掘ってでも入りたい」という心境になりました。
同門の方々は、演奏を褒めてくださいましたが。
こういう時、面と向かって「微妙でしたね」と言う人はさすがにいませんから、
割り引いて考えるべきでありましょう。
ワタクシは、たまにニコラーではない友人の前で演奏を披露することが
あるのですが。
その時によく言われるのが
「演奏はいいと思うが、弾いている時の顔が真面目過ぎる」
…とか、あるいは
「演奏はともかく、弾いている時の顔がつまらなさそう」
という、演奏時の「顔」についてのコメントです。
あろうことか、師匠にまで「難所に差し掛かった時に、不安そうな表情を
するのはよせ」みたいなことを言われる始末です。
ホッチキス的には、真面目に弾いているので表情も真面目になるし。
前の師匠の命令で弾きたくないのに屋外での演奏を命じられた時は、弾いてて
この上なくつまらなかったので、そのまんま表情に出てしまったし。
「葡萄熟了」の終盤を弾く時はやっぱ不安なので、顔も不安になるし、と。
（大体、この曲の終盤で不安を抱かず弾ける方がどうかしている…と
思うのは、ヘタクソのひがみでしょうか？ ヒガミですね。ああ、僻みです）
ともあれ、この限りなく素直な「負の感情の顔面表現」！
その素直さがアダになっていたとは、不覚です。
正直、演奏だけでもいっぱいいっぱいなので顔は見逃してほしいところですが。
今回の発表会では、「せめて、ミスった時は『しまった！』って顔をせずに、
逆ににっこりするぐらいの勢いで弾こう」ということは、決めていました。
…その結果。
『暴走人生』を弾いている間中、ほぼずっと微笑をたたえたまま、という。
顔面的には成功かもしれないけれど、演奏的にはやはり終始微妙であることに
変わりはない、みたいな。
見ていた方に言わせると「さすが」だったらしいのですが。
なんか、激しく納得いかないというか。
・・・・って、語りたくないのにほぼ語ってしまいましたが。
反省したホッチキスは、死ぬほど考えました。
思うに、腕がないのが全ての元凶であると。
弾いてる時の顔は関係ない、と。
弾く前と弾いた後にニッコリしとけばそれで十分なのであって。
やっぱ腕の問題じゃん？…と。
それを裏付けるのが、この動画なワケですが…。
最初に笑っとけば、それで十分
次回の発表会はいつになるかわかりませんが、その時には演奏で「さすが」だと、
「さすがはあの奏者の弟子である」と言われるよう精進したいと思います。
☆ 今日のパスタ、改めCD ☆
- アーティスト: 植地雅哉
- 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
- 発売日: 2001/06/21
- メディア: CD
私はそれほど緊張しぃではないのですが、それでも「発表会」では大変
緊張してしまいました。「パスタはとりあえず食ってなくても紹介しとけ」な
ワタクシですが、二胡関連商品とCDは実際に自分が使用したものしか
お勧めしない、と決めております。
このCDは、ホールでソロ演奏の機会に恵まれた時に買ったものです。
気休め程度に考えていましたが、本当に効きます。
個人差はあるでしょうが、「恐るべし、サブリミナル効果」です。
（おかげで落ち着いて弾けましたが、腕は上がりません。言っておくと）
最近はあんまり緊張することもなかったんで、本番前夜にこのCDを聴いて
いませんでした。ホント悔やまれてなりません。。。
タグ：二胡
発表会お疲れ様でした～～
私のところは１２月でアットホームな手作り
コンサート風なんですよ～
アガリ解消ＣＤなんてあるのですね～
生徒さんに紹介しておこう～
普段は発表会をする側で出る側でないので、
自分が出る時は開き直ってます。
ええいどうにでもしてくれぃ～～なのですが
最近は年齢のせいなのか？アガリますね～
by pia-no (2009-08-05 00:51)
♪pia-noさん
ありがとうございます。久々に緊張しちゃいましたが、他の方の
演奏を聴く機会が持てて、楽しかったです。
アガリ解消CD、緊張のせいで実力を発揮できない生徒さんには
ぜひぜひ！ お勧めですね〜。
普通にBGMとして聴いてもいい感じっす♪
pia-noさんも12月の発表会頑張ってくださいませ。
by ホッチキス (2009-08-05 20:53)
発表会の後って、よっぽど余裕の曲を選ばない限り
自己嫌悪の嵐ですよね。
でもきっとご自分で感じるほどには悪くはないんでは
ないでしょうか？
ホチキスさんくじけずがんばってください♪
by み (2009-08-05 21:01)
♪みさん
ありがとうございます。傷ついた心にみさんの優しい言葉が
染み入りまくります。
確かによっぽど余裕の曲を選ばないと自己嫌悪…なのですが、
余裕じゃない曲が弾ける唯一の場が発表会かもしれません。
くじけず、来年はリベンジします！ ・・・発表会があれば。
by ホッチキス (2009-08-05 22:14)
発表会はチャレンジですものね！
師匠の第一回の発表会のパンフレットを発見したのですが
第一回は2000年第二回は2001年でした。
やっぱりオリンピック並みでしょうか？
by み (2009-08-06 17:44)
♪みさん
第一回と第二回までは、甲子園並みのペースで来ていたのに、
三回目辺りから急にオリンピックっぽくなっていますね。。。。
打ち上げの席では「来年もまたやりましょう！」みたいな雰囲気で
散会でしたが、もしかすると４年後という可能性も…。
４年後だったら、思いっきり長い曲弾いてやろうかしらん。
by ホッチキス (2009-08-07 11:17)